enchant.jsライブラリに着手
HTML5の普及とともに、それに特化したライブラリの開発があちこちで加速していますが、
enchant.jsもそのひとつ。これはゲーム開発用ライブラリで、HTML5の機能を利用して手軽にゲーム作りをするためのAPIが提供されています。
IE8以下のブラウザを切り捨てているので、これが爆発的に普及するかどうかはわかりませんが、IE9のシェア拡大によって徐々に浸透していきそうな気がします。
さっそく
enchant.jsをいじってみました。

これは制作中のゲームのサンプル画像です。見た感じだとシステムもしっかりできているのかと思いきや、外観をそれらしくしただけという段階。
9leapというゲーム投稿サイトで9日までに応募をしているようだけど、おそらく間に合わないですね。
enchant.jsライブラリは昨年登場したばかりで、またゲーム関連ということもあって書籍や情報サイトが少なく、手探りで試行錯誤しているところです。一方で、
jsdo.itなどいろいろなwebサービスと連携しているようで、盛り上がり要素に事欠かない状況が続くでしょう。今後はしばらく
enchant.jsを勉強しつつ色々作ってみたいと思います。
このライブラリ、基本を学ぶには
リファレンスページが役に立ちます。ただし、各クラスの詳細、どんなプロパティやメソッドが用意されているかなどを知るには
ドキュメントページを見る必要があります。また、
enchant.jsにはクラスの概念があるので、たとえば
Spriteクラスは
Entityクラスを継承しているので、ドキュメントページの
Spriteクラスの項目以外に使えるプロパティやメソッドがあるわけですが、いったいどのクラスが何を継承しているのかわかりにくいところがあります。実際この
プレゼンを見るまで把握できませんでした。ソースコードを見ないとわからないこともあります。とりあえず出たばかりの書籍があるので、買うかどうか検討してみます(ちょっと高いですが)。
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