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HTML5のaudio要素

   

次期HTML標準といわれているHTML5は、SafariやFirefox、Operaなどのブラウザメーカーが本家W3Cに代わって数年がかりで策定してきた規格です。W3Cも今年9月には正式にHTML5を勧告するもようですが、共同で作業してきたのにメーカーによって実装で微妙な違いがあるなど、現時点で機能的にまだ不十分なところがあります。 今回はHTML5の音楽関連の実装について簡単に見ていきます。 AUDIOタグの追加 記述例: <audio src=”music.ogg” controls autobuffer ></audio> 対応ブラウザ Firefox3.5以上 Safari3.2以上 Chrome3.0以上 Opera10.5以上 Internet Explorer9以上? サポートしている音源 MP3 ⇒ ChromeSafari(完全対応はChromeだけ!) Ogg Vorbis ⇒ FirefoxChromeSafariOpera Wave ⇒ FirefoxOperaSafari MP3(エムピースリー)音楽プレイヤーなどでおなじみの音声フォーマットがChromeでしかまともに再生できないのが問題でしょうか。一方、Ogg Vorbis(オッグ・ボルビスと読むらしい)というライセンスフリーの音声フォーマットは策定にかかわったすべてのメーカーのブラウザで再生可能です。このため現時点でaudioタグだけで音楽を再生するのは、スクリプトの書き分けで済むこれまでのクロスブラウザ対策と比べて、ブラウザごとにファイルを用意しなければならないなどかなり面倒になります。jPlayerSound Manager 2などのWEB音楽APIは早くもaudioタグに対応してきているようですが。 サンプル: Chrome、Safariで再生できます。 参考記事: ブラウザーのネイティブなオーディオ

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