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JavaScriptライブラリ jPrimのドキュメント公開

      2011/04/10

現在作成中のライブラリjPrimのドキュメントページが完成しました。当ライブラリは数値と文字列、ブール値などプリミティブ型のデータ拡張を行います。基本型のデータをラッパーオブジェクトで包んで返すので、jQueryのようにメソッドチェーンを行えるのが特徴です。また、作成されたjPrimオブジェクトは、そのままでもデータ値として出力できるので、次のようなネストされた構造にすることができます。

 
console.log(
	jPrim(
		jPrim(100).add(200) + jPrim(200).multiply(3)
	)
);
// 900とコンソールに出力される
 

jPrimドキュメントページ jPrim JSDocリファレンス バージョン0.1で文字列オブジェクトはかなりメソッドが追加されました。特にextractメソッドはメールアドレス(確度の問題がありますが)や郵便番号などの抽出を行うもので、フォームを実装するケースなどで実用性があります。replaceAllメソッドはネイティブのreplaceメソッドを強化したもので、文字列の他に配列や、正規表現リテラルを受け取れる柔軟性のあるメソッドです。また、”/hoge/”のように全文検索(g)をつけていないリテラルでも全文検索に変換し直して置換します。その他、ブール型メソッドのexecuteメソッドは、オブジェクトがtrueならコールバック関数を実行するものです。まあ、素直にif文を使えばそれでいい話しなのですが……、一応このメソッドには実行の時間を遅らせるオプションが付いています。

 
var a = 1;
jPrim( a > 0 ).execute(3000, function() {
	alert( '3秒たちました!' );	
});
// 3秒後にアラートされる
 

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